「アーキビスト認証制度」はじまる

公文書管理のあり方については、以前から様々な場面で課題を指摘されてきましたが、国立公文書館による認証制度がいよいよ始まることになりました。同館のwebサイトによると、本年9月から申請受付をおこない、審査を経て来年1月の認証となるようです。http://www.archives.go.jp/ninsho/

アーキビストとして必要なスキルや経験が明確化するだけでなく、なによりもアーキビストの職務が認知されることに大きな意義があると思います。

地方自治体でも、保存期間を満了した文書が歴史的評価選別を経ずに廃棄される事例が少なくありません。
平成の大合併から10年以上が経過し、ふたたび自治体史の編纂事業の機運が高まると予想されます。

そのためにも、アーキビストやアーカイブズの適切な配置が欠かせないと考えます。

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