公文書管理条例等の動向(2021.4.19)

この3月に金沢市(石川県)、犬山市(愛知県)、小平市(東京都)における以下の公文書管理条例の成立が確認できました。
 A:金沢市公文書等の管理に関する条例
 B:犬山市公文書管理条例
 C:小平市公文書等の管理に関する条例

Aについては「金沢市公報第3035号の2」(令和3年3月22日)*で、Bについては「原案可決」**とありますので「犬山市議会第3号議案」***で、Cについては小平市のサイト「小平市公文書等の管理に関する条例」****から確認できます。

*  https://www4.city.kanazawa.lg.jp/data/open/cnt/3/28160/1/3035-2.pdf?20210402133656
** https://www.city.inuyama.aichi.jp/shisei/gikai/1000364/1000414/1007413/1007592.html
*** https://www.city.inuyama.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/000/366/0302/03.pdf
**** https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/088/088700.html

【追伸】
4月15日、東京都新宿区のマンション地下駐車場におけるCO2の消火設備の作動により、作業を行っていた6人のうち4人の方が亡くなるという悲惨な事故が発生しました。

頭に浮かんだのは、庁舎や公文書館の書庫における消火設備です。

東日本大震災においては、庁舎の歪みによって書庫の鉄製トビラが開かなくなる事例が発生しています。この際、書庫内に人がいたら、消火設備がCO2を利用するものであり、それが地震の影響で作動していたら、と考えるとゾッとします。
書庫における消火設備は何を利用したものか、消火設備はいかなる条件で作動するか、書庫内に人が閉じこめられる可能性はあるか、書庫内で消火設備の作動をOFFにできるか等のご確認を。

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