ユーザーボイスを掲載しました(商工会議所の貴重資料の電子化)

【宇都宮商工会議所様における貴重資料の電子化】

 明治26年(1893年)の創立以来、127年の歴史を有する宇都宮商工会議所様は、「政策提言・要望の実施」や「会員事業所の経営支援」などで宇都宮の経済活性化を担う、地域総合経済団体です。当社は、同商工会議所が保有する貴重資料の保管と活用についてご相談を受け、劣化防止のアドバイスのほか、電子化や検索システムの構築についてご提案しました。これまでの事業内容や成果について、同商工会議所総務部の佐川拓也様にお話を伺いました。

宇都宮商工会議所


 佐川様、今日はよろしくお願いします。
 本日は貴重資料の電子化などについてお伺いしますが、はじめに宇都宮商工会議所様について簡単にご紹介ください。

 佐川様 当商工会議所は、明治26年に全国515の商工会議所の中で、37番目に誕生し、宇都宮市内(上河内町・河内町を除く)すべての商工業者が会員として参加できる地域総合経済団体です。会員事業所をはじめ地域の事業者の成長・発展をお手伝いする経営支援活動や宇都宮市の魅力を高めるための地域経済活性化活動、地域課題解決のための政策提言・要望を通じ、地域の発展に寄与しています。

 ありがとうございました。貴会議所では、記念誌の電子化や日商簿記検定試験合格者情報検索システムの構築をおこないましたが、そのきっかけについて教えてください。

 佐川様 当商工会議所は、創立以来127年の歴史があり、現在保管されている50年史(昭和19年発行)等の資料は、当商工会議所がつむいできた歴史や宇都宮市の商工業の変遷を記す貴重な資料であることから、今後も長期的な保存が必要でした。

また、当商工会議所で実施している日商簿記検定試験はこれまでに154回開催しておりますが、その合格者名簿は紙媒体で保存されていることから、既に劣化が激しく進んでいるものもあり、保存方法の見直しが必要でありました。さらに、過去に試験を受験された方から合格情報の照会があった際は、書類を探すのに大きな時間を割いていることも課題となっていたことから、貴重な資料の電子化が検討されておりました。

そんな中、関東インフォメーションマイクロ㈱様とご縁があり、行政機関等も多く利用されているとお伺いしたことから、当商工会議所の貴重な資料を預けられる信頼できる企業と判断し、資料の電子化及び日商簿記検定試験の合格者情報検索システムの導入をご依頼させていただきました。

 ご評価いただきありがとうございます。これまでに電子化されたデータをご利用されて、どのような効果を実感されましたか?

 佐川様 50年史等の記念誌が電子化されたことで、その当時に当商工会議所がどのような活動をしてきたかをいつでも閲覧できるようになり、過去の歴史を知る身近な参考資料として利便性がよくなりました。

ほかにも、日商簿記検定試験の合格者情報検索システムを導入したことで、合格者情報の照会をする際の作業時間が大幅に短縮され、業務の効率化が図れました。

また、紙媒体で保存していた時に比べ、省スペース化され、保管場所の整理にも役立っています。

 ご期待以上の効果があったようでなによりです。最後に、ご感想やこれから取り組まれたいことなどがありましたらお聞かせください。

 佐川様 日商簿記検定試験の合格者情報検索システムについては、実際に使用している担当者の意見などを踏まえて関東インフォメーションマイクロ㈱様にご相談し、私どもの細やかな要望にも対応していただけるため、心より感謝しております。

今後も随時、合格者情報検索システムの更新をお願いしつつ、長期保存が必要な契約書関係書類などの電子化を進めていきたいと考えております。

 本日はお忙しいところ貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

 


宇都宮商工会議所ホームページはこちら http://www.u-cci.or.jp/

 

※この記事に関するお問い合わせは、関東インフォメーションマイクロ株式会社 営業部 にお願いします。

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