「災害は忘れた頃にやってくる」と言われています。重要な文書やデータのバックアップは万全ですか。
まずは保管状況を確認し、劣化対策や複数分散保管などを確実に実施することがポイントです。
サポート事例
「設備・治工具 図面」の電子化・ペーパーレス検索システムの整備
お客様
製造業の生産技術部門
概要
対象の図面について
生産技術部が所有する図面(機械設備、治工具など)
主な作業
- 図面の電子化作業
保管中の図面をスキャナーで電子化。(実施数量:約30,000枚、図面サイズ:A4からA0まで混在) - 属性情報(検索データ)の入力
属性情報(製品名、部品名、品番 など) を入力。 - 検索システムへのデータ移行
上記1・2で作成されたデータを当社製の検索システム(らくらくデータベース)に移行。
その結果、通常検索(フォルダー格納+ツリー検索)に加えて属性入力による、絞り込み検索(キーワード検索など)にも対応可能とした。
効果
- 文書利用時の省力化(コストダウン)
《利用工程の短縮(6工程 → 2工程)》
従来: 書庫に行く→保管棚を探す→図面を探す→持ち出す→利用する→書庫に戻す
1回あたり平均30分
整備後: 手元のパソコンで検索する→表示される(利用する、プリントする)
1回あたり平均3分 (90%時間短縮)
《年間の時短効果・コスト削減効果》
時短効果:27分×5回/日×240日= 540時間(実働8時間で67.5日≒3.2か月)/年間
コスト削減効果:1人あたり人件費400,000円の場合×3.2月=1,280,000円/年間
※1日あたり5回利用、年間240日稼働 - 重要図面(重要情報)のバックアップ整備
原本に万一の事故(紛失・滅失など)が発生した際にも、本システムに収録されたデータを参照することで記録が再生・復元できる。
