権利・財産を守る「記録管理」

ご存知の方も多いと思いますが、今月の日本経済新聞「私の履歴書」は政治外交史家の五百旗頭 真 氏が執筆しています。
氏は若い頃に渡米し、国立公文書館で対日占領政策に関する英文の公文書原本を読みまくり、現在の地位を確立するきっかけとなった論文を発表されたそうです。
「重要な記録を特定し、保管する仕組み」は、歴史研究の基礎資料になるだけでなく、今日の外交やビジネスシーンにおいて自らの権利・財産などを守るためにも役立ちます。
急速なデジタル化や、社屋の建替え、書庫の狭隘化など、記録の廃棄・散逸を招きやすい環境にある現在だからこそ、あらためて記録管理の重要性が増していると思います。

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