ワクワクするオフィス②

米小売り最大手のウォルマートが、まるで「街」のような新本社を米国内に建設しているという新聞記事を目にしました。
記事によると敷地面積は東京ドーム28個分(!!)で、オフィス、ホテル、商業施設、レクリエーション施設、公園などが整備されるというのですから、なんともスケールの大きな話ですね。

その狙いは「従業員はオフィスに出社して仕事をし、社内外のビジネスパートナーと対面型コミュニケーションを活発に行い、アイデアの創出とそれらの実行スピードを早めること」にあるようです。
そのため、原則としてテレワークでなくオフィスでの勤務に改めるよう従業員に命じ、それに従わない従業員はリストラの対象にまでするというのですから、経営者も相当な覚悟で臨んでいるのだなと感じます。

テレワークを一切禁じることに私自身は反対ですが、一方で「対面・リアルでの勤務の重要性」については大いに理解できます。だからこそソフト(人間関係をはじめとする職場環境)・ハード(設備やインフラなど)の両面で「出社したくなるオフィス」を整備することは、会社と従業員のエンゲージメント強化に役立つものと考えます。

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